出すものを出す・・・・

母のゼラニュウム

このところ、吐き下しのかぜがとても流行っています。喉がいたいな・・かぜかな・・と思っていると、下痢になってしまった患者さんがいたのですが、薬は服用せず、大好きなコーヒーを控え、脂っこいものは避け、出すものは出して、鍼灸をうけに来られました。家でも、私が印を付けてあげたところに、毎日お灸を続けますと、便もだんだんと普通になり、お腹にも力が入り、数日で元気になられました。

出すものを出す・・・というのは、とても大事なこと。からだにたまっていた老廃物が出ていき、からだの大掃除になります。下痢になったから、すぐに止める薬を・・ではなく、たまっていた老廃物を出してから、様子を見ていかれたらいいと思います。

そして、この患者さんは、毎日続けたお灸によって冷えを取り除き、弱っていた内臓に活力を与え、風の邪も撃退され、早く回復されました。

 

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